管理者ページ
日経225オプション取引で1億円を稼ぐまで ダイアゴナルスプレッド、今後の損益予想
FC2ブログ

2020/03 |  123456789101112131415161718192021222324252627282930 | 2020/05

6/7(木)に、7C190売り12枚、8C195買い15枚の買い多めの変則カレンダー(ダイアゴナルスプレッドとも言います)を建てました。今後の損益予想をしてみようと思います。

続きは、下記の [ダイアゴナルスプレッド、今後の損益予想]の続きを読む、をご覧ください


■損益シミュレーションの前に
●はじめに…ダイアゴナルスプレッドとは?変則カレンダーとの違いは?
 ・変則カレンダーは、ダイアゴナルスプレッドの一種である。
 ・変則カレンダーは、すみパパさんが考案&命名した戦略で次のような
  スプレッドである。
  ・ある限月のあるOTMの権利行使価格をn枚売ると同時に、
   翌限月の更に、OTMの権利行使価格をn枚買う戦略である。
   例:7C190売り1枚、8C195買い1枚
 ・ダイアゴナルスプレッドの定義は、「オプションボラティリティ売買入門」
  によると、次のようなスプレッドである
  ・ある限月の売りと別の限月の買いを組み合わせる
  ・異なる権利行使価格を使う
  ・売りと買いの比率は1:1に限定されない
  上記の記述からもわかりますが、ダイアゴナルスプレッドは、多種多様
  であり、売りと買いの組み合わせ方によりその特性は様々です。
 ・おまけ、カレンダースプレッド
  ・ある限月のある権利行使価格をn枚売ると同時に、翌限月の同じ
   権利行使価格をn枚買う戦略である。通常はATM付近で建てる
   例:7C180売り1枚、8C180買い1枚

●変則カレンダーと通常のカレンダーの違い(変則カレンダーの特徴)
 ・買いの総額-売りの総額、が小さい、あるいは、場合によっては、
  ネットで受取になる。つまり、相場が想定外の方向に動いた場合でも、
  損失額が限定されているし、場合によっては利益になる
 ・変則カレンダーは、証拠金が必要である
 ・変則カレンダーの売りの権利行使価格がITMになった場合は、
  多額の損失になる
 ・どちらも、タイムディケイを得ることを目的にして建てる場合が多いが、
  ・カレンダースプレッドは、建てた権利行使価格で利益が最大
  ・変則カレンダーは、売りの権利行使価格の手前で利益が最大

●今回、売りと買いの枚数を変えて建てた理由など
 このスプレッドを建てようと考えたのは、6/6(水)でした。その時点の
 日経225は、18000を超えていました。私の相場予想は、上昇を予定して
 いました。そのタイミングで、売り買いの枚数を変えてシミュレーション
 してみたのですが、7C190:8C195が-1:1の比率の場合、ポジション全体の
 デルタがマイナスになっていました。自分の相場感(上昇する)とポジションの
 デルタ(マイナスである)が一致しないので、買いを多めにすることを検討
 しました。結果、-4:5あたりで、ほぼデルタニュートラルになるので、
 その比率を選択しました。

●ポジションのおさらい
 ・ポジションを組んだ日 6/7(木)の9:15頃、先物価格(6月限)17900前後
 ・ポジション
   7C190売り12枚 @50
   8c195買い15枚 @60

 ・6/8(金)大引け時点 先物価格(9月限)17790
   7C190売り12枚 @40
   8c195買い15枚 @60

 ※この後に行うシミュレーションの前提
  6/8大引け時のプレミアムですが、大引け時に売り気配と買い気配の
  どちらで決着するかによって、価格にブレが生じてしまいます。
  これからシミュレーションをするにあたって、なるべく正確な
  プレミアムの評価をしたうで実施をしたいので、私の感覚値でその
  ブレを補正することにします。補正後のプレミアムは下記とします。
   7C190売り12枚 @45
   8c195買い15枚 @55

■これから損益シミュレーションです。
 以下、これから次回SQまでの毎週木曜日の最大利益と損益分岐点、そして損益曲線をのせてみます。また、以下では手数料を無視します。

●ポジション構築時点
  買いオプション総額(60円×15枚)-売りオプション総額(50円×12枚)
 =300円 1000倍すると30万円(つまり相場下落時の最大損失は30万円です)

●6/8(金)大引け時点
 必要証拠金(SPAN120%-ネットオプション価値):140,652円

●6/9(土)時点
 損益曲線
ダイアゴナルスプレッド損益シミュレーション_0609

 最大利益:18205の時、35,314円
 損益分岐点:17856~18509

●6/14(木)時点
 損益曲線
ダイアゴナルスプレッド損益シミュレーション_0614

 最大利益:18295の時、89,469円
 損益分岐点:17773~18720

●6/21(木)時点
 損益曲線
ダイアゴナルスプレッド損益シミュレーション_0621

 最大利益:18428の時、193,249円
 損益分岐点:17745~18940

●6/28(木)時点
 損益曲線
ダイアゴナルスプレッド損益シミュレーション_0628

 最大利益:18572の時、353,676円
 損益分岐点:17781~19119

●7/5(木)時点
 損益曲線
ダイアゴナルスプレッド損益シミュレーション_0705

 最大利益:18730の時、639,716円
 損益分岐点:17782~19263

●7/12(木)時点
 損益曲線
ダイアゴナルスプレッド損益シミュレーション_0712

 最大利益:18931の時、1,458,957円
 損益分岐点:18062~19339

■まとめというか
 こうやって、損益曲線や利益などをまとめてみると、この戦略は結構良いです。リスクが少なく、自分の相場感にほぼ一致していています。
あとは、どこで利確するかですね。相場が19000手前ぐらいが最大利益になるので、今後相場が想定通りに上昇すればそのあたりで利確をしたいと思います。また、このポジションはベガロングなので、IVが上昇するようなことがあればその時点で利確を考えたいです(相場上昇局面でIVが上昇することはまれなので、その可能性は少ないです)。逆に、意に反して相場が下落するようだと損失になるので、その兆候があれば手仕舞いしようと思います。(おそらく、静かに下落する場合は、損失が徐々に拡大するのですが、急落などでIVがあがる場合はベガロングのポジションなので、ほとんど損失はないと考えています)
スポンサーサイト



コメント
この記事へのコメント
大作お疲れ様です
読みました。相変わらす凄いですねぇ~(経済学部の卒論に使えそうw)
>必要証拠金(SPAN120%-ネットオプション価値):140,652円
このポジをこの証拠金で建てられるのですか?
複雑で計算方法がよくわかんのですけど、これでいくと証拠金の変動幅がどのくらいになるのでしょう?
(的はずれの質問だったらごめんなさい・・・ここレベル高いからなぁ~。。)
2007/06/09(土) 18:55 | URL | 零 #-[ 編集]
零さんへの返信です
零さん、コメントありがとうございます。

>経済学部の卒論に使えそうw
褒めすぎです。

証拠金ですが、このポジションを建てるのが初めてなので、変動幅は全く不明です。相場が上昇すると証拠金が上昇するのでしょうかねぇ~。現時点では全く不明です。ただ、売りと買いがうまく相殺しあっているので、証拠金自体は低く抑えられます。証拠金あたりの利益率を考えると、ショートストラングルなどよりも、利益が高くしかもリスクが低いなどメリットが多いポジションだと思います。
2007/06/09(土) 20:14 | URL | てつや #Ju3Ta2N2[ 編集]
そう
この期中損益線のデザインこそがスプレッドの本質ですね。値動きにとらわれたり、瞬間のパラメータしかみないというのはナンセンスです。IVの上下までデザインできればよいのですが、できなくはないですが、なかなかそういう気のきいたシミュレータがありませんね。
相場状況と残存期間によりダイアゴナルの比率をいろいろ変えるとリスクを抑えたスプレッドが組めます。
2007/06/09(土) 20:21 | URL | すみパパ #-[ 編集]
すみパパさんへの返信です
すみパパさん、コメントありがとうございます。
この変則カレンダーというかダイアゴナルスプレッドは、ベガロングでありながら、タイムディケイを利益に変えられるというところが肝ですね。IVが低く、相場変動が激しくない時にはピッタリの戦略です。それでもって、相場急変の場合もIVが急上昇するおかげでベガロングが効いて損失が膨らまないという利点もあります。いい戦略ですよね。
IVの上下のデザインができるシミュレータは難しいですね。自分の頭でやるしかありません。ちなみに今回のシミュレーションも、昨日終値のプレミアムが高くIVが高めに出ているので、それを考慮した補正をして行いました。それでも、実態はシミュレーション結果と結構変わってくるんだろうなと思っています。このシミュレーション結果を頭に入れたうえで、実践でいかにうまく立ち回れるかが課題だと思っています。
2007/06/09(土) 20:45 | URL | てつや #Ju3Ta2N2[ 編集]
シミュレータ
レシオならIV高騰でシミュレーションと大きく乖離することはありそうですが、変則カレンダーは今までの経験ではほぼシミュレーション通りという印象です。さらにアウトを含め枚数を多少調整することにより十分対応は可能だと思います。それより、このスプレッドは、中途半端な上昇や動かない相場では薄利なので、大量にセットした場合、エントリーとクローズ時のスリッページの影響が大きく、これに注意する必要があります。なお、スプレッドは、デルタが変わらないとしたときは、IVより残存日数の影響が強い気がします。つまり、OTMの1:1のエントリーは遅くともSQ20日前くらいが限度かと。
2007/06/09(土) 21:10 | URL | すみパパ #-[ 編集]
Re:シミュレータ
すみパパさんへの返信です

変則カレンダーですが、IVの変動により、時としてシミュレーション以上の利益を得ることがあります。
下記の記事は、自分の勉強のためにいろんなシミュレーションをした時の結果の記事なんですが、相場急上昇でOTMコールのIVが上昇した時の結果です。相場上昇でコール側のIVが上昇することはあまりないことですが、そういう場合には、変則カレンダーは、事前シミュレーションの損益曲線以上に利益を得る場合があります。(パッと見、わかりずらい記事で申し訳ないのですが、証拠ということで提示させていただきます)
http://nikkei225indexoption.blog86.fc2.com/blog-entry-81.html
なにが言いたいか再度まとめますと、
・IVが低い時の変則カレンダーは優位である。
・IV上昇により、当初シミュレーションしていた以上の利益を得る可能性がある
ということです。IVが低い時には積極的に利用したい戦略です。

話かわり、この変則カレンダーは低プレミアムのOPを大量枚数建てるので、スリッページコストというか執行ロスというか、馬鹿にならないですね。十分に注意して執行したいところです。
2007/06/09(土) 21:35 | URL | てつや #6AObPM3w[ 編集]
こんにちは
上の過去記事、読み返してみましたが、とてもいい記事ですね。このときは低IVで期近レシオが理想的な比率で建てられないので期先レシオを無理に売りを多く建てている、期近1:-2レシオでも損失になったのに変則カレンダーでは利益になったと。上記、了解です。

全く別の話ですが、DreamVisorのシミュレータは証券会社のシミュレータより使い勝手がよいものの、もうっちょとなんとかならないかと思います。終値を自動更新する、現ポジと追加ポジを区別でき、複数シナリオを設定・保存できる、IVのシナリオをしミューションできる。など、最後は、暴落時にプット、コールともIVが上昇することはわかっているわけですから、700円暴落ボタンをつけて、シミュレーションできるとか、暴落前の暴騰時もある程度コールIVがあがりますね。
みんなで、DreamVisorに要望を出しましょう(笑)私は、1通出しました。ちなみに、松井にネットススットクでなく、HPにもOP一覧表示できるようにと要望していたところ、いつの間にか反映されました。(私だけでないでしょうが)
2007/06/10(日) 17:46 | URL | すみパパ #-[ 編集]
すみパパさんへの返信です
すみパパさん、コメントありがとうございます。
お褒めいただきありがとうございます。その過去記事を書いたことにより、低IVの時には、ベガロングであるカレンダーや変則カレンダーの優位性がわかったのです。逆にいうと、低IVの時はネイキッド売りや売り枚数の多いレシオなどは不利ですね。

DreamVisorのシミュレータですが、確かに改善要望はいっぱいありますね。でも、そもそも無料だし、無料で使えるところは他にないし、ということを考えると、大変貴重です。多機能になればうれしいですが、代替がないという点でサイト存続してくれるだけでありがたいです。700円暴落ボタンはおもしろいですね。仮に実現すれば、シミュレーションの幅が広がりますね。
2007/06/10(日) 18:21 | URL | てつや #6AObPM3w[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://nikkei225indexoption.blog86.fc2.com/tb.php/207-183aa611
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
純粋な株式投資の話です。オプションは関係ありません。「ただ、株を持っているだけなのですが、私には損益曲線が曲がって見える。」 また意味不明な基地外発言に聞こえますか? どういうことなのか説明します。 2014年の1月末から2月に向けての下落で、世の中や周囲の人間が「暴落だ、下落だ」と騒いでいるのを聞いて、「この程度で騒ぐとは、お前NISAデビューか?」という印象です。このチョイ下げで動揺する...
2014/02/25(火) 21:11:25 | 投資一族のブログ