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日経225オプション取引で1億円を稼ぐまで オプションは買うべき?それとも売るべき?
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2023/11 |  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 | 2024/01

ボラティリティの観点で、オプション買いが有利なのかオプション売りが優位なのかを検討してみました。

先に結論だけ書くと、
「ファーOTMのプットを売るのが、賢いトレーダーのやり方です。」
となります。

え~ぇ、そんな~ぁ、それって一番危険でやっちゃいけない典型例じゃ~ん。という感じなんですが、データを冷静にみるとそういうことなんです。

続きは、
[オプションは買うべき?それとも売るべき?]の続きを読む
のリンクをクリックしてください。


■本題に入る前に…、オプションの売買をボラティリイティの観点で考えるために、デルタニュートラルのポジションで比較することにします。
注:以下損益シミュレーションはドリームバイザーのものを使用しています。http://www.dreamvisor.com/option/index.cgi。このソフトでは土日も営業日としてカウントして損益計算をしているようなので、この文中でのシミュレーションもそれに合わせて行っています。

 例えば、4/11(水)に、大引けで5C185を100枚買ったとします。この日の日経225終値は、17670.07、5C185のプレミアムは60円、IVは15.08%、セータは-303570円です。このポジションを、4/16(月)まで保有し続けて、かつ日経225の終値が4/11と全く同じ場合の損益は、-1,506,596となります。買いポジションは、価格変動がなければ、タイムディケイにより損失にります。

 では、デルタニュートラルになるようにデルタヘッジをした場合はどうなるでしょうか? 以下5C185を100枚買って、日経225の変動、それに伴うオプションのデルタの変動にあわせて、デルタが0になるように先物を売ることを考えます。(先物の枚数に少数点がでてくるのは、理論計算ということでお許しください)
以下の例は後述の資料(具体例)の1-3になります。詳しくはそちらをご参照ください
       日経225終値 保有OPのデルタ デルタヘッジの先物枚数
  4月11日 17,670.07      15.16     -15.16
  4月12日 17,850.00      20.99     -20.99
  4月13日 17,450.00       8.77      -8.77
  4月16日 17,670.07      12.89     -12.89
このように、デルタッジをした場合、上記の損益は結論だけ書くと、2,231,651円の利益になります。

上記のように、デルタヘッジをしなければ必ず損失、デルタヘッジをすれば、価格変動が大きい場合は利益になります。
以下の議論では、オプションを単純に売り買いするのではなく、売り買いにあわせてデルタニュートラルになるようにデルタヘッジをすることを前提にします。

■具体例
 下記表をご覧ください。
 IVが低い5C185と、IVが高い5P165を買ってデルタヘッジをしたものを比較しています。それぞれについて、価格変動が少ない場合、一般的な場合、激しい場合についての損益を計算しました。
損益計算表

 表を見ると買い戦略でデルタヘッジをした場合、将来の価格変動が少ない(フューチャーボラティリティが低い)場合は損失になり、価格変動が激しい場合は利益になります。また、低IVの5C185買いの方が、高IVの5P165より、損益が良くなります。
 表は、オプション買いの場合をのせましたが、売りの場合は買いの逆になります。表のすべてのプラスマイナスの符号を逆にすれば、売りの場合になります。

■理論的なおさらい
 理論的には、IVと将来のボラティリティ(フューチャーボラティリティ)を比較して、
 オプション買いでデルタヘッジをした場合
    IV<フューチャーボラティリティ →利益
    IV>フューチャーボラティリティ →損失
 オプション売りでデルタヘッジをした場合
    IV<フューチャーボラティリティ →損失
    IV>フューチャーボラティリティ →利益
になります。

具体例の表について、疑問というか、言い訳というか…
この理論にしたがえば、表の1-2は、オプションのIVが15.08%<フューチャーボラティリティが16.49%、なので利益になるはずがわずかながら損失になりました。考えられる理由としては、
・証券会社から取ってきたIVと私が計算したフューチャーボラテティリティの計算方法の違い
・ドリームバイザーのオプションモデルでは、土日も営業日として数えているが、私の計算では、土日を使わなかった(土日もデルタが変化しているが、その分のデルタヘッジを計算に入れていない)
あたりが、あるかなと思います。原因をつきとめて再計算してもよいのですが、それなりに大変な作業になるのであきらめました。傾向がつかめれば良いとしてこのままにします。



■いよいよ本題に入っていきます。
 上記の話を考慮すれば、フューチャーボラティリティより低いIVのオプションを買い、高いIVのオプションを売って、デルタニュートラルにすれば、必ず利益を上げられるポジションを構築することができます。でも、将来のことはわかりません。ということで、過去から推測します。

●過去のボラティリティチャート
ここ3年間あまりの、IVとHVのチャートを見てみましょう
http://www.option-dojo.com/kn/225_latest.html
HVは、最低7%、最高34%、多くは、10%~25%に入り、平均は17%程度
IVは、最低13%、最高31%、多くは、15%~25%に入り、平均は19%程度
2つのグラフを比較して、全般的に言えることは、HVよりIVが高めに推移している
※:このチャートのIVの出し方は、以下の条件のものを平均していることに注意
・満期まで3日以上あるオプションのうち、直近3ヶ月間のオプション
・3価額以上の価値を持ったオプション (3,000円以上のプレミアムで取引されているオプション)
・100枚以上の出来高があるオプション


 将来のボラティリティが、HVと同様な動きをする前提に立てば、
  ・IVが25%以上のオプションを売る
  ・IVが10%以下のオプションを買う
そして、デルタニュートラルを保ち、長期間運用すれば、ほぼ確実に利益を上げられることになります。では、具体的にどの銘柄を売り買いすればよいでしょうか。

●銘柄別のIVの傾向
 下記グラフは、4月2日のオプション銘柄別のIVの曲線です。(4/2時点、日経225終値:17028.41)
 表はACさんのブログ(http://blog.livedoor.jp/actok/)より、勝手に拝借してきました。ACさんお許しください。
スマイルカーブ

 以下の傾向がいえると思います。
 ・ATMからコール側OTMあたりのIVが低い
 ・プット側ファーOTMのIVが高い。しかも、期先より期近が高くなっている。
 その他、IVに関しては以下のことがいえます。
 ・暴落時などは、全般的にIVが急上昇する。
 ・特に直近限月のプット側OTMのIVの上昇は激しい。
   →こんな時は、プットOTMのIVが30%を超えることも珍しくありません。
 ・価格が安定するとIVは低下する
   →とはいっても、コール側OTMでも10%以下になることはないと断言しても良いです。

■そろそろ結論です。
 ・オプション買いを考えると…
  IVが低い時期に、IVが15%以下の銘柄を買ってデルタヘッジすれば、HVが17%なので、
  長期的にみれば利益になりそうです。しかし、利幅は少ないです。
 ・オプリョン売りを考えると…
  暴落時などIVが高い時期に、IVが30%以上のファーOTMのプットを売って
  デルタヘッジをすれば、大きな利益が見込めそうです。
  暴落時でなくても、直近限月のプットのファーOTMは、IVが25%程度はあるので、
  長期的に見れば利益が見込めます。
 ・以上より、オプション売買で、デルタニュートラルの戦略をとる場合は、
  プットのファーOTMを売るのが理にかなっているといえます。

■とはいってもねぇ
 いくらデルタヘッジをしているといっても、プットのファーOTMを大量に売るのは危険です。
 売りの特徴は、
 ・ガンマがマイナス→価格変動が大きければなるほど損失が増加する
 ・ベガがマイナス→IVが上がれば、損失が増加する
ですが、暴落があれば、価格が大きく下がり、IVが急上昇します。つまり、大きな損失になります。
 理論的に有利な取引だとわかっていても、万が一のことを考えればそのリスクをとることは気がひけます。
 単純に直近限月のファーOTMプットを売るだけでなく、ATMプットを買うなどを組み合わせることなどでリスク軽減を考えたいところです。何かよい作戦はないでしょうかねぇ。今後の課題としたいと思います。
  
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コメント
この記事へのコメント
拝見させていただきました。
てつやさん、ちょっと考えすぎではないでしょうか?
オプションの研究をするよりも、
ご自分の売るタイミング、買うタイミングを考えたほうが良いと思います。100万円も簡単に動くようなポジションで、そんな細かいことを考えてても意味ないのでは?
私は、現物株のやり方+オプションの
特性=オプションだと思っています。
オプションの特性は大きく動いたら100倍にもなり、そしてタイムディケィがあることだけです。
タイムディケィを考えてたら、相場の動きが読めなくなったりします。
人間、そこまでの能力はアインシュタインでもないですよ。あがるか、下がるかの予測だけでも大変だというのに、、、、
2007/04/13(金) 00:27 | URL | マツ #-[ 編集]
100万円も簡単に動くようなポジションとは?
こんばんは、
今日は残念でしたね。
ところでマツさんも心配していますが大丈夫ですか?オプションでは
私自身どんなに考えてもパラメーターの実感がわかないのです。たとえばセーターも数字が500だったらデルタはどのくらい動くとか、いや逆にニュートラルなら最大セーターの数字はこのくらいとか、資金が100万あたりリスクを10パーセントとるならパラメーターをこのくらいとかなどなど、、、
増田さんの本も読みましたがどうもアメリカ用みたいだし、どうしたものでしょうか?
2007/04/13(金) 02:06 | URL | miporin #-[ 編集]
さらに緻密になりましたね!
お疲れ様です。ACさんの手法の利点とリスクがよくわかりました。プット売り+デルタヘッジが相対的に有利とはいえ、この場合も大きく動くと‐50万のリスクがあります。前回のてつやさん案の買いの多いカレンダーと比べるとどうでしょうか?あれもディケイが効いてきたときに価格帯によっては損失になると思いますが、あちらの方がややローリスク・ミドルリターンの気がします。
2007/04/13(金) 05:35 | URL | すみパパ #-[ 編集]
OTMプットは売りか買いか
いつも緻密な検証をありがとうございます。ボラティリティ・スマイルの歪みを収益にしていこうとすれば、結局こういう結論になりますよね。ただ、一つ付け加えるとすればデルタをヘッジするだけでなくガンマも建てた時の数値をなるべくキープしていかないと、リスクが一定に保てません。これがあるからオプションのリスク管理は難しいんですね。

もう一点、せっかくIVの高いプットを売っても、1円売り気配になったからと言って買い戻してしまっては、かえってより高いIVを買ってしまったことになってしまいます。ファーアウトのプットはSQで消滅させないと得をしたことにならないのですが、それがまた時に悲劇を生む原因ともなったりしますよね。

それで今私が考えているのが、期近に回るとOTMプットはIVが上がるので、それを逆手にとって期先のOTMプットを先回りして買っておくのはどうか、という作戦です。来週以降これを人体実験してみたいと思います。
2007/04/13(金) 08:46 | URL | AC #gjyayttY[ 編集]
皆さん、コメントありがとうございます
マツさんへ
確かに、こまかい事を考えるより、自分のポジションを心配した方が良さそうですね(笑)
でも、こういう研究も大切だと思うんです。勝負に勝つには相手を良く知ることは必要だと思います。そのやり方を使うかどうかは別にして、知っているということも大事だと思っています。

miporinさんへ
リスク指標ですが、私が思うには自分でコントロールできる範囲は限られていると思います。コントロールできるのは
・デルタ:例えば先物を組み合わせる
・ガンマ:オプションの売りと買いの比率を調整する
その他のベガとかセータは上記のコントロールの結果出てくる値だと思うのです。難しく考えすぎないことも肝要だと思います。

すみパパさんへ
買いの多いカレンダーは、下記のことですか?
http://nikkei225indexoption.blog86.fc2.com/blog-entry-103.html
前回は、売りと買いを混ぜてその評価をしてみましたが、今回はそれを分解し単純に買いだけと単純に売りだけの場合を考えてみました。今回のプットのファーOTMを売る場合のリスクは、ショートガンマ&ショートベガだと思います。リスクを減らすには何かとうまく組み合わせてガンマを0にするやり方が考えられますが、いまのところうまい方法を思いつきません。何か良い方法はないでしょうか?
ちなみに、前回の買いが多いカレンダーは、売りと買いを組み合わせているので、ガンマがほぼ0なんです。なので、リスクが低くなっていると考えられます。

ACさんへ
1円売り気配ですが、そうなれば割り切って買い戻せば良いのではないでしょうか?仮に100枚売っていたとしても、買い戻しは10万円です。IVの観点では損切りですが、1円(デルタがほぼ0)になるまで、良く働いてくれたと考えれば良いと思います。
>…期先のOTMプットを先回りして買っておくのはどうか…
私も考えました。でもファーOTM買いは、IVが高いので、デルタヘッジを繰り返しているうちに損失が積み重なりそうです。買うならば、IVが低いニアOTMが良いのでしょうか?
このあたりのデルタヘッジをするやり方は、今回この記事を書くことにより大分すっきりしてきたのですが、まだまだ私の中では混乱しています。いろいろと研究を積み重ねてみたいと思います。
2007/04/13(金) 10:03 | URL | てつや #Ju3Ta2N2[ 編集]
こんにちは
確かに、このままでは、買いでも売りでもあまり魅力的ではありませんね。仮に期近FarOTMプット売り+先物売り戦略が一般的に勝率が高いといえるなら、ガンマリスクをヘッジするために期先?ATMのプット買いを適当枚数入れればもう少し勝率があがりそうです。なお、この手法の疑問として、ガンマヘッジが効いていれば問題ないのかもしれませんが、1日200~300円動くデルタをどの程度のタイミングでヘッジすればよいか?ですね。また、2-3のプット売りパターンはもしかして、もっと長い日数を経過すれば、それなりに落ち着くのかもしれません。また、原資産のテクニカルも考えた方がより勝率が上がる気がします。
2007/04/13(金) 19:59 | URL | すみパパ #-[ 編集]
すみパパさんへの返信です
すみパパさん、コメントありがとうございます。
私もATMのプット買いが効果ありそうだという気がしています。
それ以外には、OTMコール買いを多くしてロングガンマ&ロングベガにする方法も考えています。そうすれば大暴落でも怖くありません。でもそうすれば、薄利になる可能性があります。(検証できていません)

ヘッジのタイミングですが、オプション買いへのヘッジは、うまくやれる前提ですが先物でデイトレをやっている感覚で頻繁に入れるのが効果が高い気がしています(検証していないので気がしているだけですが…)、逆にオプション売りのヘッジはあまり頻度を上げず、大引け直前に1日1回だけヘッジを入れるのが良いのではないかと思っています。で、売りと買いを組み合わせた場合はどうでしょうか?難しいですね。ひとつ疑問が解決すれば、また、新たな研究課題がでてきます。
>また、原資産のテクニカルも考えた方がより勝率が上がる気がします。
これがわかれば、デルタニュートラルよりは、積極的な買い戦略の方が効率的なんですよね。相場の上下を予想して積極的に狙いにいくのか、過去の歴史的経験を踏まえて薄利だけど勝率を高める手法をとるのか、トレーダーの嗜好が分かれるところだと思います。
2007/04/13(金) 21:45 | URL | てつや #Ju3Ta2N2[ 編集]
証拠金
ちょっと気になったので調べてみました。2-3の裏返しのプット売りの証拠金は3100万程度、IVがあがれば2倍以上にあがります。これで利益が150万(5%)出たとしてもあまり嬉しくない気が。
買いなら必要コスト600万で4日で25%なら嬉しいが、記事にあるように売りの方が有利。この手法なかなか難しいですね。
ちなみに私SQ週の月曜前場でC175カレンダーを仕掛け、木曜決済で+45万。証拠金0。必ずしも比較にはなりませんが。
2007/04/15(日) 09:03 | URL | すみパパ #-[ 編集]
すみパパさんへの返信です。
そうなんですよね。このポジションは証拠金が多額にかかってしまいます。
で、期待できる利益ですが、通常のボラティリティを考えると2-2の例がよいと思うので、3営業日で87万円ですね。これを1か月に換算するとだいたい500万~600万です。この方法は、それなりのリスクはありますが、長い目でみれば、平均して1カ月にコンスタントに稼げる期待額です。半年間ぐらい運用すれば投資資金は2倍になります。
一般的にハイリスクハイリターンのオプション取引からみれば、物足りないと思いますが、資金さえあればかなり高い確率で稼げると思います。
そう考えると、投資効率は高いですよね。私は試しにやってみようと思っています。ということで、さっそく今日、新規口座の開設の申し込みをしました。
2007/04/15(日) 09:39 | URL | てつや #Ju3Ta2N2[ 編集]
こんにちは
てつやさんの投げかけでこの手法がかなりわかってきました。ありがとうございます。
3000万の証拠金で1ヶ月に500万(16%)の利益としても、先物の手数料や証拠金膨張に備えた余裕資金を考えると月10%くらいですね。複利運用で半年で1.7倍くらい。先物の売買手数料は額が減るほど率としては効いてきます。この手法の利点は、機械的にデルタニュートラルにしていれば儲かる(可能性が高い)。一方、先のガンマヘッジをどうするかを考えておく必要がありますが、まずは小さなポジションでなら問題ないかもしれませんね。
一方、クレジットスプレッドの証拠金あたり利益率は月10%程度なので利益率は大体同じといえます。こちらの方がガンマリスクは高いが日々売買しなくともよい。レシオやカレンダーなどとの比較は相場感が大きく左右するので難しいですね。
2007/04/15(日) 10:18 | URL | すみパパ #-[ 編集]
すみパパさんへの返信です
すみパパさん、コメントありがとうございます。
半年で2倍は言いすぎですね。確かに月10%ぐらいがいいところでしょうね。
>一方、クレジットスプレッドの証拠金あたり利益率は月10%程度…
そんなに利益がでます?すみパパさんだからうまいことやれているのでは? と、思いつつ、そんなに利益がでるなら、私もスプレッドを考えたいです。またまた研究テーマが増えました。
2007/04/15(日) 10:36 | URL | てつや #6AObPM3w[ 編集]
追伸
FarOTMのクレジットで行使されないことを前提に証拠金あたり月10%程度ですが、すぐにディケイにあってリカクすれば運用難になりますし、上と同様に余裕資金をみれば利益率はもっと低下しますね。
ここまで書いて、例えば、この記事のプット売りの2つアウトくらいに買いを入れるとかすれば、証拠金あたり利益率はあがるのではないか?と思ったりしました。
ちなみに私は昨年1年間はクレジットやらレシオやらいろいろいって年利140%くらいでしたが、いろいろやったので全然比較にはなりません(笑)。
2007/04/15(日) 11:25 | URL | すみパパ #-[ 編集]
さらに追伸
たびたびすみません。
この記事の手法も、クレジットスプレッドもそうですが、証拠金はIV増大とともに倍になったりしますので、上記は、あくまで平均的な話です。
2007/04/15(日) 11:28 | URL | すみパパ #-[ 編集]
すみパパさんへの返信です
>ここまで書いて、例えば、この記事のプット売りの2つアウトくらいに買いを入れるとかすれば、証拠金あたり利益率はあがるのではないか?と思ったりしました。
検討してみる価値はありそうです。ただし、私の直感的な話になりますが…。さらのアウトを買うということは、さらにIVの高いところを買うということで、高いIV買いはデルタニュートラルで運用すると損失になります。ということで、証拠金を減らす目的であれば、単純に運用規模を縮小した方が利益率が良いような気がします。
2007/04/15(日) 12:09 | URL | てつや #Ju3Ta2N2[ 編集]
>高いIV買いはデルタニュートラルで運用すると損失になります
これは、そうでしょうね。
規模の縮小により証拠金の絶対額は減りますが、証拠金あたり利益率は同じでしょう。
むしろ、規模が小さいと、売買回数によっては、手数料が利益に占める割合が大きくなり利益率は低下すると思います。無視できる範囲かもしれませんが。
2007/04/15(日) 12:33 | URL | すみパパ #-[ 編集]
すみパパさんへの返信です
このやり方は薄利なだけにやはり大規模に運用したいところですね。証拠金あたりの利益についてはあらためて研究対象としてみたいと思います。実際に私がやる場合は(かなりやる気満々なんですが)、高IVのプット売りと低IVのコール買いの両建で運用しようと考えています。で、最初はコール買いの方を多めにしてロングガンマにしようかと思います。その方が、大暴落で大打撃を受ける心配をしなくて良いので精神的に安定しそうです。ある程度運用してみれば証拠金の増減の感覚がつかめると思うので、うまく証拠金をコントロールしながらやっていく方法を考えていきたきです。
2007/04/15(日) 14:21 | URL | てつや #Ju3Ta2N2[ 編集]
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