久々にトレンド分析図を更新してみます。
前回記事は、
今後の日経225予測-私のトレンド分析 20070601 です。
ラインは、
A:中期トレンドの上値抵抗線
B:中期トレンドの下値支持線
①:以前の短期トレンドの下値支持線
②:以前の短期トレンドの上値抵抗線
③:これからの短期トレンドの下値支持線
④:これからの短期トレンドの上値抵抗線
です。ちょっと無理やり引いてみました。

●最近の相場の振り返り
7月末より相場は大暴落しました。今回の大暴落の理由は、米国サブプライムローンの問題に端を発する金融不安です。大暴落があるまでは、短期トレンドでの下値抵抗線は①と考えていたのですが、下方へブレイクしました。
●今後の相場予測
サブプライムローンの問題が収まっていない現段階で、相場予想を出すのは時期尚早と考えています。なんですが、現段階でトレンド分析図にラインを引いてみました。
まず、Bの下値支持線です。今回の大暴落では昨年6月の大暴落の下値を切り下げることなく踏みとどまっています。理由のひとつは日本企業の業績好調をあげることができるのではと思っています。なので、昨年6月と今年8月の下値を結んだラインを下値支持線とします。Aの上値抵抗線はBを平行移動したものです。
さて、今回の大暴落で下値をつけたと仮定して今後の戻りのトレンドのラインを③④としてひいてみました。これは、以前のトレンドの①②を平行移動したものです。
図に従えば、これから9月末にかけての上値は17300、下値は15500あたりといえそうです。
●私の戦略
中期的には上昇トレンド継続とみていますが、短期的には上昇とも下落ともいえないと考えています。なので、どっちになったとしても怪我をしないような戦略をとっていきたいと考えています。(現在、私がポジを保有することに躊躇しているのは短期的な相場が上なのか下なのかの自信がないからです) 大暴落の余波が落ち着けば上昇トレンドを想定してのポジを持ちたいと考えています。
前回記事は、
今後の日経225予測-私のトレンド分析 20070601 です。
ラインは、
A:中期トレンドの上値抵抗線
B:中期トレンドの下値支持線
①:以前の短期トレンドの下値支持線
②:以前の短期トレンドの上値抵抗線
③:これからの短期トレンドの下値支持線
④:これからの短期トレンドの上値抵抗線
です。ちょっと無理やり引いてみました。

●最近の相場の振り返り
7月末より相場は大暴落しました。今回の大暴落の理由は、米国サブプライムローンの問題に端を発する金融不安です。大暴落があるまでは、短期トレンドでの下値抵抗線は①と考えていたのですが、下方へブレイクしました。
●今後の相場予測
サブプライムローンの問題が収まっていない現段階で、相場予想を出すのは時期尚早と考えています。なんですが、現段階でトレンド分析図にラインを引いてみました。
まず、Bの下値支持線です。今回の大暴落では昨年6月の大暴落の下値を切り下げることなく踏みとどまっています。理由のひとつは日本企業の業績好調をあげることができるのではと思っています。なので、昨年6月と今年8月の下値を結んだラインを下値支持線とします。Aの上値抵抗線はBを平行移動したものです。
さて、今回の大暴落で下値をつけたと仮定して今後の戻りのトレンドのラインを③④としてひいてみました。これは、以前のトレンドの①②を平行移動したものです。
図に従えば、これから9月末にかけての上値は17300、下値は15500あたりといえそうです。
●私の戦略
中期的には上昇トレンド継続とみていますが、短期的には上昇とも下落ともいえないと考えています。なので、どっちになったとしても怪我をしないような戦略をとっていきたいと考えています。(現在、私がポジを保有することに躊躇しているのは短期的な相場が上なのか下なのかの自信がないからです) 大暴落の余波が落ち着けば上昇トレンドを想定してのポジを持ちたいと考えています。
●はじめに
昨今の私の取引は、ざら場中のIV(インプライド・ボラティリティ)の上下を狙ったデイトレをしています。そして、その手法として、ロングストラングルとショートストラングルを使っています。昨今の私の成績を見ていただければ、その戦略の有用性をご理解いただけると思うのですが、オプションでIVの上下を狙った時の損益は、原資産の上下を狙った時の損益とくらべてどうなんでしょうか。いくつかの数値を出してみたいと思います。
※続きは、下記リンク [オプション売買の本質はボラティリティの売買なのか?!]の続きを読む、をクリックしてください。
昨今の私の取引は、ざら場中のIV(インプライド・ボラティリティ)の上下を狙ったデイトレをしています。そして、その手法として、ロングストラングルとショートストラングルを使っています。昨今の私の成績を見ていただければ、その戦略の有用性をご理解いただけると思うのですが、オプションでIVの上下を狙った時の損益は、原資産の上下を狙った時の損益とくらべてどうなんでしょうか。いくつかの数値を出してみたいと思います。
※続きは、下記リンク [オプション売買の本質はボラティリティの売買なのか?!]の続きを読む、をクリックしてください。
昨日(8/17)は、日経225が大暴落したこともあり、IVが異常に高騰しました。期近ATMで約45%という常識を超えた状態であります。さて、この状態が常識を超えているかどうかについて、考えてみたいと思います。
●今までの常識(過去のボラティリティチャートより)
ここ3年間あまりの、IVとHVのチャートを見てみましょう
http://www.option-dojo.com/kn/225_latest.html
HVは、最低7%、最高34%、多くは、10%~25%に入り、平均は17%程度
IVは、最低13%、最高31%、多くは、15%~25%に入り、平均は19%程度
2つのグラフを比較して、全般的に言えることは、HVよりIVが高めに推移している
※このチャートのIVの出し方は、以下の条件のものを平均していることに注意
・満期まで3日以上あるオプションのうち、直近3ヶ月間のオプション
・3価額以上の価値を持ったオプション (3,000円以上のプレミアムで取引されているオプション)
・100枚以上の出来高があるオプション
●打ち破られた常識
ACさんのブログ(http://blog.livedoor.jp/actok/)より、勝手に拝借してきたIVの日足チャートのグラフが下記です(このグラフはATMのIVのグラフです)

で、このグラフをみてわかりますように、8/15(水)までは常識の範囲の動きでした。8/16(木)のIVの終値は34%となり常識の範囲を少し超えた値になりました。そして8/17(金)に恐ろしいことが起こりました。IVの終値が常識をはるかに超えて44%となっています。
●HV(ヒストリカルボラティリティ)から考える妥当なIV
上記「今までの常識」にも書いていますが、IVは若干HVを上回っているようです。ただし、HVとIVが大きなかい離状態が続くことはありません。仮にHVよりIVが大幅に高ければOP売りが有利な戦略だし、逆にIVが大幅に低ければOP買いが有利な戦略となります。逆にいえばHVとIVがほぼ等しいのなら、OPは買いが有利でもなく売りが有利でもありません。
では、最近のHVを見てみましょう。下記に1日の原資産変動をボラティリティに換算したものと5日間平均のボラティリティを算出したもののグラフをのせます。

なんとこの5日間のHVは37.5%と非常に高いです。8/17(金)の1日だけのHVはなんと87.4%にも達しています。こんな激しい相場がこの先も続くのであれば、IVが40%台であっても全く不思議ではないのです。
●結論のようなもの
今週、その中でも特に金曜日は激しい相場となりました。HVも過去に例がないくらい高い状況でした。そんな相場だったので、IVが40%を超えても全く不思議ではないのです。こういう相場が仮に続くとしたら(続くとは思っていないですが…)、IVが40%台となっても不思議ではありません。
こうやってまとめてみると、IVがあまりにも非常識なレベルまで上昇したと思っていましたが、非常識なのはHVであってIVはそれに追随しているだけのようにも見えます。
●今までの常識(過去のボラティリティチャートより)
ここ3年間あまりの、IVとHVのチャートを見てみましょう
http://www.option-dojo.com/kn/225_latest.html
HVは、最低7%、最高34%、多くは、10%~25%に入り、平均は17%程度
IVは、最低13%、最高31%、多くは、15%~25%に入り、平均は19%程度
2つのグラフを比較して、全般的に言えることは、HVよりIVが高めに推移している
※このチャートのIVの出し方は、以下の条件のものを平均していることに注意
・満期まで3日以上あるオプションのうち、直近3ヶ月間のオプション
・3価額以上の価値を持ったオプション (3,000円以上のプレミアムで取引されているオプション)
・100枚以上の出来高があるオプション
●打ち破られた常識
ACさんのブログ(http://blog.livedoor.jp/actok/)より、勝手に拝借してきたIVの日足チャートのグラフが下記です(このグラフはATMのIVのグラフです)

で、このグラフをみてわかりますように、8/15(水)までは常識の範囲の動きでした。8/16(木)のIVの終値は34%となり常識の範囲を少し超えた値になりました。そして8/17(金)に恐ろしいことが起こりました。IVの終値が常識をはるかに超えて44%となっています。
●HV(ヒストリカルボラティリティ)から考える妥当なIV
上記「今までの常識」にも書いていますが、IVは若干HVを上回っているようです。ただし、HVとIVが大きなかい離状態が続くことはありません。仮にHVよりIVが大幅に高ければOP売りが有利な戦略だし、逆にIVが大幅に低ければOP買いが有利な戦略となります。逆にいえばHVとIVがほぼ等しいのなら、OPは買いが有利でもなく売りが有利でもありません。
では、最近のHVを見てみましょう。下記に1日の原資産変動をボラティリティに換算したものと5日間平均のボラティリティを算出したもののグラフをのせます。

なんとこの5日間のHVは37.5%と非常に高いです。8/17(金)の1日だけのHVはなんと87.4%にも達しています。こんな激しい相場がこの先も続くのであれば、IVが40%台であっても全く不思議ではないのです。
●結論のようなもの
今週、その中でも特に金曜日は激しい相場となりました。HVも過去に例がないくらい高い状況でした。そんな相場だったので、IVが40%を超えても全く不思議ではないのです。こういう相場が仮に続くとしたら(続くとは思っていないですが…)、IVが40%台となっても不思議ではありません。
こうやってまとめてみると、IVがあまりにも非常識なレベルまで上昇したと思っていましたが、非常識なのはHVであってIVはそれに追随しているだけのようにも見えます。
皆様、日頃このブログをご覧になっていただきありがとうございます。
おかげさまをもちまして、昨日(8月17日)は、当ブログへのアクセス数が過去最高を記録しました。
そこで、過去のアクセス数と、日経平均の表を以下にのせてみます。
●アクセス数

●日経平均推移

上記2つの表を見比べるとあることに気がつきます。そうです。相場が大きく下落した日は、このブログへのアクセス数がアップしているのです。いいかえれば、このブログへのアクセス数は暴落恐怖との相関があるといえます。
このブログを長くご覧になっていただいている方はわかるとおもいますが、私は基本的にブル志向です。相場があがった方が嬉しいのです。なのですが、ブログのアクセスは暴落時に増えるようで、複雑な気持ちです。
暴落時は、皆さん他人の状況が気になるようですね。私自身を振り返ってみれば、激しい相場になった時は他の人がどのように立ち回っているかがやはり気になり、ふだんよりたくさんのブログをみていると思います。皆さん、同じなんですね。
どんな相場状況であれ、私のブログを訪問していただくことは、大変嬉しいです。
今後とも、このブログをご愛顧よろしくお願いします。
おかげさまをもちまして、昨日(8月17日)は、当ブログへのアクセス数が過去最高を記録しました。
そこで、過去のアクセス数と、日経平均の表を以下にのせてみます。
●アクセス数

●日経平均推移

上記2つの表を見比べるとあることに気がつきます。そうです。相場が大きく下落した日は、このブログへのアクセス数がアップしているのです。いいかえれば、このブログへのアクセス数は暴落恐怖との相関があるといえます。
このブログを長くご覧になっていただいている方はわかるとおもいますが、私は基本的にブル志向です。相場があがった方が嬉しいのです。なのですが、ブログのアクセスは暴落時に増えるようで、複雑な気持ちです。
暴落時は、皆さん他人の状況が気になるようですね。私自身を振り返ってみれば、激しい相場になった時は他の人がどのように立ち回っているかがやはり気になり、ふだんよりたくさんのブログをみていると思います。皆さん、同じなんですね。
どんな相場状況であれ、私のブログを訪問していただくことは、大変嬉しいです。
今後とも、このブログをご愛顧よろしくお願いします。