土曜日に次の内容をUPしました。
「皆様へ感謝-ブログを始めて1ヶ月余りを振り返る」
その中で、ブログランキングのその時の順位を書いていました。多分その効果による皆様のご協力のおかげがあると思いますが、ランクアップしました。
皆様に感謝するとともに、現在のランクをご報告します。
ご興味がありましたら『 [ブログランキング ランクアップしました]の続きを読む 』 をクリックしてご覧ください
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今後の日経225の私の予測です。
昨日の下落を受けて私の予測を多少修正しました。
※かなり私に都合がよい予測なのですが、現在はこの予測をもとにトレードしています。
■はじめに
OP買い戦略では、今後の予測を立てることが非常に大切です。上がるか下がるかだけでなく、いつ、いくらになるのか、を予測します。うまく当たれば大きな利益になるし、そうでなければ、相場の方向性を当てても利益になるかどうかは微妙です。以下、現在の私の予測です。下記予測のトレンドをはずれなければ、現在のコール買戦略を続ける予定です。
■日経225は上がるのか下がるのか
一昨日、昨日(1/25~26)と日経225は下げました。ここ暫くは上昇トレンドだっただけに、相場が転換するかどうかが注目点です。私の現時点での分析は以下の通りです。
・中期的な雰囲気は良い(いろいろなアナリストが今後の日経225の予想をしているが、18000以上の予想が多い。20000以上の予想も出ている
・昨日の下げで、底固さの確認ができた。中期的な雰囲気が良い中では、大きく売り込まれることはなく、逆に押し目買いが入っている
・反面、上値も思い。主な理由としては、決算待ちとなっている点だと考える。その他、最近のNY株の停滞や、円高不安などもあると感じている。なんらかの好材料があれば、上昇トレンドに転換すると考えている
・今後、上がるか下がるかの大きいポイントは決算と考える。予想を上回る決算ならば当然上昇する。しかし、予想通りの決算内容であっても、買い安心感から上昇すると考える。逆に決算内容が悪いと下落するであろう。来週より決算が本格化するが、それをきっかけに2月頭よりふたたび上昇トレンドになると考えている
・では、どこまで上昇するのかですが、18000あたりまでと考えている。そこまで上昇すれば高値警戒感が台頭し売り込まれるのではないか。もちろん、先の話なので、その時々の状況で判断は変わってくるだろう。
■私のトレンド分析
下記の図を参照しながらの説明です。
①のライン:11/27を底とした上昇トレンドライン
※このラインの角度は、過去の6/14、7/18、9/25を底とする上昇トレンドラインとほぼ一致する。今後も上昇するときはこの角度での上昇が予想できる
②のライン:1月に入って一度下げたあと、1/11を底とする上昇トレンドライン。①と平行である。
③のライン:別途説明。これも①と平行である。
④のライン:11/27底値と1/11底値を結ぶライン。11/27以降の上昇トレンドの中で、④は下値支持線として機能しているのではないかと考えている
さて、再度③の説明ですが、決算発表などの材料が出てくることにより、2月1日より再度上昇トレンドに向かうと想定した線である。2月1日の日に③と④が交差するように引いている
③のトレンドラインに今後の相場が従うとすれば、18000をつけるのは、2月14日頃と考えている。③のラインにしたがって素直に上昇せず、再度調整があっても、④の支持線に沿った上昇になると考えるが、その場合の18000到達日は2月23日頃になる
今の私の考えでは、18000前後になった時に、トレンドラインをはずれるかどうかで方針継続か転換かを判断する予定です。
もちろん、2月頭にトレンドラインをはずれるようだとあわててポジション調整が必要と考えています。

昨日の下落を受けて私の予測を多少修正しました。
※かなり私に都合がよい予測なのですが、現在はこの予測をもとにトレードしています。
■はじめに
OP買い戦略では、今後の予測を立てることが非常に大切です。上がるか下がるかだけでなく、いつ、いくらになるのか、を予測します。うまく当たれば大きな利益になるし、そうでなければ、相場の方向性を当てても利益になるかどうかは微妙です。以下、現在の私の予測です。下記予測のトレンドをはずれなければ、現在のコール買戦略を続ける予定です。
■日経225は上がるのか下がるのか
一昨日、昨日(1/25~26)と日経225は下げました。ここ暫くは上昇トレンドだっただけに、相場が転換するかどうかが注目点です。私の現時点での分析は以下の通りです。
・中期的な雰囲気は良い(いろいろなアナリストが今後の日経225の予想をしているが、18000以上の予想が多い。20000以上の予想も出ている
・昨日の下げで、底固さの確認ができた。中期的な雰囲気が良い中では、大きく売り込まれることはなく、逆に押し目買いが入っている
・反面、上値も思い。主な理由としては、決算待ちとなっている点だと考える。その他、最近のNY株の停滞や、円高不安などもあると感じている。なんらかの好材料があれば、上昇トレンドに転換すると考えている
・今後、上がるか下がるかの大きいポイントは決算と考える。予想を上回る決算ならば当然上昇する。しかし、予想通りの決算内容であっても、買い安心感から上昇すると考える。逆に決算内容が悪いと下落するであろう。来週より決算が本格化するが、それをきっかけに2月頭よりふたたび上昇トレンドになると考えている
・では、どこまで上昇するのかですが、18000あたりまでと考えている。そこまで上昇すれば高値警戒感が台頭し売り込まれるのではないか。もちろん、先の話なので、その時々の状況で判断は変わってくるだろう。
■私のトレンド分析
下記の図を参照しながらの説明です。
①のライン:11/27を底とした上昇トレンドライン
※このラインの角度は、過去の6/14、7/18、9/25を底とする上昇トレンドラインとほぼ一致する。今後も上昇するときはこの角度での上昇が予想できる
②のライン:1月に入って一度下げたあと、1/11を底とする上昇トレンドライン。①と平行である。
③のライン:別途説明。これも①と平行である。
④のライン:11/27底値と1/11底値を結ぶライン。11/27以降の上昇トレンドの中で、④は下値支持線として機能しているのではないかと考えている
さて、再度③の説明ですが、決算発表などの材料が出てくることにより、2月1日より再度上昇トレンドに向かうと想定した線である。2月1日の日に③と④が交差するように引いている
③のトレンドラインに今後の相場が従うとすれば、18000をつけるのは、2月14日頃と考えている。③のラインにしたがって素直に上昇せず、再度調整があっても、④の支持線に沿った上昇になると考えるが、その場合の18000到達日は2月23日頃になる
今の私の考えでは、18000前後になった時に、トレンドラインをはずれるかどうかで方針継続か転換かを判断する予定です。
もちろん、2月頭にトレンドラインをはずれるようだとあわててポジション調整が必要と考えています。

このブログを始めたのが、昨年の12月22日。それから1ヶ月あまりがたちました。
ブログを始めたきっかけのひとつとして次の理由がありました。個人がオプション取引するにあたって、勉強をする際に、有用な書籍やホームページが少なく困っていた。→それならば自分でブログをすることにより、自分の情報や考え方の整理をし、また、運がよければ有用な情報を得ることができるかもしれない。と考えていました。
実際、運用して1ヶ月あまり。たくさんの方に訪問していただきました。たくさんのコメントやたまにメールをいただき、大変勉強をさせていただいたり、また、励みになったりしました。また、ランキングへの参加や、アクセス解析ツールの導入、アフェリエイトにも手を出してみました。
ブログを始めて本当によかったと考えています。楽しいです。勉強になります。今後とも皆様よろしくお願いします。
下の方にある『 [皆様へ感謝-ブログを始めて1ヶ月余りを振り返る]の続きを読む 』 をクリックしていただくと、
・アクセス数の状況
・ランキングの状況
・アフェリエイトの状況
について記述しています。現状の記録です。もしよろしければご覧ください。
ブログを始めたきっかけのひとつとして次の理由がありました。個人がオプション取引するにあたって、勉強をする際に、有用な書籍やホームページが少なく困っていた。→それならば自分でブログをすることにより、自分の情報や考え方の整理をし、また、運がよければ有用な情報を得ることができるかもしれない。と考えていました。
実際、運用して1ヶ月あまり。たくさんの方に訪問していただきました。たくさんのコメントやたまにメールをいただき、大変勉強をさせていただいたり、また、励みになったりしました。また、ランキングへの参加や、アクセス解析ツールの導入、アフェリエイトにも手を出してみました。
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カレンダースプレッドについて研究してみました。
・有効な戦略かどうか、どういう場合に使えるか
・権利行使価格はどのように選択すればよいか、またコールとプットのどちらで建てるか
・カレンダースプレッドと他の戦略の比較
■はじめに・・・カレンダースプレッドとは
・コールまたはプットの異限月間のスプレッド取引である
・ある権利行使価格の期近限月を売り、期先限月を買う取引をいう(逆に期近限月を買い、期先限月を売る場合は、リバースカレンダースプレッドという(今回の大研究の対象外))
・カレンダースプレッドは、価格が一定レンジの範囲内で動く場合に利益が出る戦略である
・カレンダースプレッドで利益が出るのは、2つの限月のタイムディケイの差があるからである(直近限月の時間価値が剥げるのが早い)
・期先限月のIVが期近限月のIVより急激に減少する場合は価格が一定レンジ内であっても利益にならない場合がある
─────────────────────────────────
この先の説明では図を使っています。図が大量にあるので
下の方にある『 [カレンダースプレッド大研究]の続きを読む 』
をクリックしてご参考にしてください
また、以下は素人の私の考察なので、間違いがあればご指摘ください
─────────────────────────────────
■権利行使価格の選択について(利益になるのはどういう場合か)
カレンダースプレッドでは、価格が一定レンジの範囲内で動く場合に利益になります。では、想定する価格レンジに対してどの権利行使価格を選べばよいのでしょうか。
●結論:想定するレンジの中間の権利行使価格を選ぶ
現時点でスプレッドを組み、2月SQ前に決済する場合、選択した権利行使価格で決済した場合に利益が最大になり、その±500円程度の範囲内で利益になる
※参考図
図1-1-1~3・・・コール180でのカレンダースプレッド
図1-2-1~3・・・コール175でのカレンダースプレッド
図1-3-1~3・・・コール170でのカレンダースプレッド
図2-1-1~3・・・プット175でのカレンダースプレッド
図2-2-1~3・・・プット170でのカレンダースプレッド
図2-3-1~3・・・プット165でのカレンダースプレッド
■コールで組むか、プットで組むか
この議論をする場合に、本来IVの影響を考える必要があります。今後コールのIVが上がるのならばコールで組むのが良いし、プットのIVが上がる上がるのならばプットで組むのが良いです。しかし、一般的にIVが上がる局面は価格変動が激しくなる局面と考えられるので、その場合、カレンダースプレッドの戦略は適切でありません。この議論ではIVの影響を無視します。
●結論:権利行使価格がATMならばどちらでも良い、そうでなければOTMを選ぶ(コールがOTMならばコールを、プットがOTMならばプットを選ぶ)→理由は、権利行使価格が同じであればコールで建ててもプットでも損益曲線はほぼ同じです。ならば、プレミアムが低いOTMのほうが有利と考えます。
※参考図
図1-2-1~3・・・コール175でのカレンダースプレッド と
図2-1-1~3・・・プット175でのカレンダースプレッド を比較
図1-3-1~3・・・コール170でのカレンダースプレッド と
図2-2-1~3・・・プット170でのカレンダースプレッド を比較
■ショートストラドルとの比較
カレンダースプレッドとショートストラドルにリスクヘッジをかけた場合を比べると、その損益曲線は比較的似ています。どちらが有利でしょうか
●結論:どちらが有利とはいえないが、カレンダースプレッドの方が利益になりやすい。コール175で比較すると
・カレンダースプレッドが利益になる価格幅が約1000円に対して、ショートストラドルは約800円弱と幅が狭い
・最大利益は、カレンダースプレッドが10万円あまりに対して、ショートストラドルは20万円以上と高く、その点でショートストラドルに魅力がある
・最大損失はどちらも限定されているが、ショートストラドルの方が損失が少ない
※参考図
図1-2-1~3・・・コール175でのカレンダースプレッド と
図1-4-1~3・・・175でショートストラドルをヘッジ付で建てた場合 を比較
図2-2-1~3・・・プット170でのカレンダースプレッド と
図2-4-1~3・・・170でショートストラドルをヘッジ付で建てた場合 を比較
■現在価格とかけ離れた権利行使価格のカレンダースプレッドは利用価値があるでしょうか
仕掛けるとしたら、将来価格が上昇または下降を予測していることになります。将来価格をピッタリと予想すれば利益にはなるが、もっと有利な方法があるのではないか
●結論:利用価値はほとんどない。他の戦略を使うべきである。参考として、デビットスプレッドと比較しましたが、利益になる価格幅、またその利益の額のいずれにおいてもデビットスプレッドが有利である。
※参考図
図1-1-1~3・・・コール180でのカレンダースプレッド と
図1-5-1~3・・・デビットスプレッド を比較
■カレンダースプレッドの合成ポジションについて
日経225の権利行使価格は500円刻みになっている。例えば、今後の価格変動が17250円を中心に動くと想定するときにプット170のカレンダースプレッドとコール175のカレンダースプレッドの合成ポジションで利益を狙う方法が考えられます。その方法は有効なのでしょうか。
●結論:利益が少ない割にはリスクが高いのでやめたほうが良い。それよりは、ショートストラングルが断然有利である
※参考図
図1-2-1~3・・・コール175でのカレンダースプレッド
図2-1-1~3・・・プット175でのカレンダースプレッド
図1-3-1~3・・・コール170でのカレンダースプレッド
図2-2-1~3・・・プット170でのカレンダースプレッド
の以上の4つと
図3-1-1~3・・・プット170とコール175のカレンダースプレッドの合成ポジション を比較
図3-1-1~3・・・プット170とコール175のカレンダースプレッドの合成ポジション と
図3-2-1~3・・・ショートストラングルをヘッジ付で建てた場合 を比較
■■最終結論 カレンダースプレッドは使えるか
使える戦略だ思います。但し、使うタイミングが難しいです。(日経225は1ヶ月で1000円の変動幅があります-実際に2005年8月以降はだいたい1000円以上の変動幅がありました)
今回の研究でカレンダースプレッドの特徴がわかったので、適切なタイミングが来たときに利用を検討したいと思います。
・有効な戦略かどうか、どういう場合に使えるか
・権利行使価格はどのように選択すればよいか、またコールとプットのどちらで建てるか
・カレンダースプレッドと他の戦略の比較
■はじめに・・・カレンダースプレッドとは
・コールまたはプットの異限月間のスプレッド取引である
・ある権利行使価格の期近限月を売り、期先限月を買う取引をいう(逆に期近限月を買い、期先限月を売る場合は、リバースカレンダースプレッドという(今回の大研究の対象外))
・カレンダースプレッドは、価格が一定レンジの範囲内で動く場合に利益が出る戦略である
・カレンダースプレッドで利益が出るのは、2つの限月のタイムディケイの差があるからである(直近限月の時間価値が剥げるのが早い)
・期先限月のIVが期近限月のIVより急激に減少する場合は価格が一定レンジ内であっても利益にならない場合がある
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この先の説明では図を使っています。図が大量にあるので
下の方にある『 [カレンダースプレッド大研究]の続きを読む 』
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また、以下は素人の私の考察なので、間違いがあればご指摘ください
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■権利行使価格の選択について(利益になるのはどういう場合か)
カレンダースプレッドでは、価格が一定レンジの範囲内で動く場合に利益になります。では、想定する価格レンジに対してどの権利行使価格を選べばよいのでしょうか。
●結論:想定するレンジの中間の権利行使価格を選ぶ
現時点でスプレッドを組み、2月SQ前に決済する場合、選択した権利行使価格で決済した場合に利益が最大になり、その±500円程度の範囲内で利益になる
※参考図
図1-1-1~3・・・コール180でのカレンダースプレッド
図1-2-1~3・・・コール175でのカレンダースプレッド
図1-3-1~3・・・コール170でのカレンダースプレッド
図2-1-1~3・・・プット175でのカレンダースプレッド
図2-2-1~3・・・プット170でのカレンダースプレッド
図2-3-1~3・・・プット165でのカレンダースプレッド
■コールで組むか、プットで組むか
この議論をする場合に、本来IVの影響を考える必要があります。今後コールのIVが上がるのならばコールで組むのが良いし、プットのIVが上がる上がるのならばプットで組むのが良いです。しかし、一般的にIVが上がる局面は価格変動が激しくなる局面と考えられるので、その場合、カレンダースプレッドの戦略は適切でありません。この議論ではIVの影響を無視します。
●結論:権利行使価格がATMならばどちらでも良い、そうでなければOTMを選ぶ(コールがOTMならばコールを、プットがOTMならばプットを選ぶ)→理由は、権利行使価格が同じであればコールで建ててもプットでも損益曲線はほぼ同じです。ならば、プレミアムが低いOTMのほうが有利と考えます。
※参考図
図1-2-1~3・・・コール175でのカレンダースプレッド と
図2-1-1~3・・・プット175でのカレンダースプレッド を比較
図1-3-1~3・・・コール170でのカレンダースプレッド と
図2-2-1~3・・・プット170でのカレンダースプレッド を比較
■ショートストラドルとの比較
カレンダースプレッドとショートストラドルにリスクヘッジをかけた場合を比べると、その損益曲線は比較的似ています。どちらが有利でしょうか
●結論:どちらが有利とはいえないが、カレンダースプレッドの方が利益になりやすい。コール175で比較すると
・カレンダースプレッドが利益になる価格幅が約1000円に対して、ショートストラドルは約800円弱と幅が狭い
・最大利益は、カレンダースプレッドが10万円あまりに対して、ショートストラドルは20万円以上と高く、その点でショートストラドルに魅力がある
・最大損失はどちらも限定されているが、ショートストラドルの方が損失が少ない
※参考図
図1-2-1~3・・・コール175でのカレンダースプレッド と
図1-4-1~3・・・175でショートストラドルをヘッジ付で建てた場合 を比較
図2-2-1~3・・・プット170でのカレンダースプレッド と
図2-4-1~3・・・170でショートストラドルをヘッジ付で建てた場合 を比較
■現在価格とかけ離れた権利行使価格のカレンダースプレッドは利用価値があるでしょうか
仕掛けるとしたら、将来価格が上昇または下降を予測していることになります。将来価格をピッタリと予想すれば利益にはなるが、もっと有利な方法があるのではないか
●結論:利用価値はほとんどない。他の戦略を使うべきである。参考として、デビットスプレッドと比較しましたが、利益になる価格幅、またその利益の額のいずれにおいてもデビットスプレッドが有利である。
※参考図
図1-1-1~3・・・コール180でのカレンダースプレッド と
図1-5-1~3・・・デビットスプレッド を比較
■カレンダースプレッドの合成ポジションについて
日経225の権利行使価格は500円刻みになっている。例えば、今後の価格変動が17250円を中心に動くと想定するときにプット170のカレンダースプレッドとコール175のカレンダースプレッドの合成ポジションで利益を狙う方法が考えられます。その方法は有効なのでしょうか。
●結論:利益が少ない割にはリスクが高いのでやめたほうが良い。それよりは、ショートストラングルが断然有利である
※参考図
図1-2-1~3・・・コール175でのカレンダースプレッド
図2-1-1~3・・・プット175でのカレンダースプレッド
図1-3-1~3・・・コール170でのカレンダースプレッド
図2-2-1~3・・・プット170でのカレンダースプレッド
の以上の4つと
図3-1-1~3・・・プット170とコール175のカレンダースプレッドの合成ポジション を比較
図3-1-1~3・・・プット170とコール175のカレンダースプレッドの合成ポジション と
図3-2-1~3・・・ショートストラングルをヘッジ付で建てた場合 を比較
■■最終結論 カレンダースプレッドは使えるか
使える戦略だ思います。但し、使うタイミングが難しいです。(日経225は1ヶ月で1000円の変動幅があります-実際に2005年8月以降はだいたい1000円以上の変動幅がありました)
今回の研究でカレンダースプレッドの特徴がわかったので、適切なタイミングが来たときに利用を検討したいと思います。
画面右側にアフェリエイト広告をのせました。
ブログを始めたので、アフェリエイトに興味が出てきたのです。
これで利益があがるとは全然思っていないのですが、勉強のつもりです。
ちなみに載せている広告は、基本的に成功報酬です。資料請求があったり口座開設した場合に、私に報酬が入ってくる仕組みになっています。クリックするだけでは基本的には報酬がありません。(1クリック1円の広告も入っていますが・・・)
載せている広告は、私が使っているものを基本としていますので気が向いたらクリックなどしてくださいませ。もし、資料請求や口座開設などしていただければ大感謝です。
どれくらい利益があがるのかそのうち報告したいと思います。(予想では1月あたり数10円ぐらいかなと思っています。通算利益が3000円以上にならないと振込みされないので永遠に利益があがらないかもしれません)
P.S.
私がブログを始めて3週間余りとなりました。だいぶ慣れてきましたがまだまだです。次は自分好みのデザインを創るのが目標です。なかなかハードルが高く、実現はかなり将来のこととなりそうです。
ブログを始めたので、アフェリエイトに興味が出てきたのです。
これで利益があがるとは全然思っていないのですが、勉強のつもりです。
ちなみに載せている広告は、基本的に成功報酬です。資料請求があったり口座開設した場合に、私に報酬が入ってくる仕組みになっています。クリックするだけでは基本的には報酬がありません。(1クリック1円の広告も入っていますが・・・)
載せている広告は、私が使っているものを基本としていますので気が向いたらクリックなどしてくださいませ。もし、資料請求や口座開設などしていただければ大感謝です。
どれくらい利益があがるのかそのうち報告したいと思います。(予想では1月あたり数10円ぐらいかなと思っています。通算利益が3000円以上にならないと振込みされないので永遠に利益があがらないかもしれません)
P.S.
私がブログを始めて3週間余りとなりました。だいぶ慣れてきましたがまだまだです。次は自分好みのデザインを創るのが目標です。なかなかハードルが高く、実現はかなり将来のこととなりそうです。
木曜夜に「NINJA TOOLS アクセス解析」を導入しました。画面の右上に表示されているやつです。このツールを使えば、ページビュー、訪問者数、訪問回数などがわかります。導入して2日半ほどですが、現在の状況を記述します。
総訪問者数・・・247人
2回以上の訪問者・・・76人
5回以上の訪問者・・・23人
こんなにもたくさんの方に訪問していただきびっくりしています。このブログを始めたのは3週間あまり前ですが、その時は「そんなに見る人はいないだろうな・・・」と思っていました。そう思いつつも、オプションに関するサイトやブログがあまりなかったので、自分でブログをやれば勉強にもなるし、多少でも情報収集できればいいなと思っていたのです。予想を大きく上回る効果がありました。
たくさんの方に訪問していただき、大変感謝し嬉しく思っています。また何人かの方にはたくさんのコメントをいただいています。コメントをいただくことは大変嬉しく、そのうえ、すごく勉強になります。
皆様、今後ともよろしくお願いします。
総訪問者数・・・247人
2回以上の訪問者・・・76人
5回以上の訪問者・・・23人
こんなにもたくさんの方に訪問していただきびっくりしています。このブログを始めたのは3週間あまり前ですが、その時は「そんなに見る人はいないだろうな・・・」と思っていました。そう思いつつも、オプションに関するサイトやブログがあまりなかったので、自分でブログをやれば勉強にもなるし、多少でも情報収集できればいいなと思っていたのです。予想を大きく上回る効果がありました。
たくさんの方に訪問していただき、大変感謝し嬉しく思っています。また何人かの方にはたくさんのコメントをいただいています。コメントをいただくことは大変嬉しく、そのうえ、すごく勉強になります。
皆様、今後ともよろしくお願いします。
最近、日銀の利上げについてのニュースが、昨年以上に多くなってきました。利上げの株価への影響について私なりに考えてみたいと思います。
あまり知識がないのですが、利上げの影響は以下のような感じ?
■個人にとって
○富裕層や年金生活者にとっては利子配当等の増加でウハウハ
×住宅ローンなど借金をかかえてる人やこれからローンを組もうとしている人にとっては、返済額の増大により家計の圧迫
↓
全体として、個人消費への影響はあまりないような気がします。×の住宅ローンについても、借りるときに今後の利上げを想定して長期固定や繰上げ返済の計画をしている方が大半だと思いますので影響は軽微でなないかと思います。
■企業にとって
○財務健全な会社にとっては影響なし
×借金の多い企業や大規模投資を計画している会社は、利子負担が大きくなる
↓
企業活動全体としては、利子負担の増加や投資案件の縮小により利益の縮小要因になる
■国にとって
×膨大な国債の返済負担が増える
↓
国民にとっても、税負担が重くなるので望ましくない
↓↓↓↓↓
以上のような状況なので、利上げはマイナス影響はあってもプラスの影響になることはない。
■では、利上げはいつすれば良いの?株価への影響は?
世界的にみて、日本の低金利は異常です。何年か後には世界と同水準になるべきでしょう。ならば、現状の景気が悪くないとすれば、影響が軽微な時期に利上げをするのが適切だと思います。1月利上げの説がかなり有力になってきていますが、株価へは既に織り込み済みなのではないでしょうか?むしろ利上げすることで懸案の重しがひとつとれて、株価は上昇するかもしれません。 と、考えています。さて、どうでしょうかね。
あまり知識がないのですが、利上げの影響は以下のような感じ?
■個人にとって
○富裕層や年金生活者にとっては利子配当等の増加でウハウハ
×住宅ローンなど借金をかかえてる人やこれからローンを組もうとしている人にとっては、返済額の増大により家計の圧迫
↓
全体として、個人消費への影響はあまりないような気がします。×の住宅ローンについても、借りるときに今後の利上げを想定して長期固定や繰上げ返済の計画をしている方が大半だと思いますので影響は軽微でなないかと思います。
■企業にとって
○財務健全な会社にとっては影響なし
×借金の多い企業や大規模投資を計画している会社は、利子負担が大きくなる
↓
企業活動全体としては、利子負担の増加や投資案件の縮小により利益の縮小要因になる
■国にとって
×膨大な国債の返済負担が増える
↓
国民にとっても、税負担が重くなるので望ましくない
↓↓↓↓↓
以上のような状況なので、利上げはマイナス影響はあってもプラスの影響になることはない。
■では、利上げはいつすれば良いの?株価への影響は?
世界的にみて、日本の低金利は異常です。何年か後には世界と同水準になるべきでしょう。ならば、現状の景気が悪くないとすれば、影響が軽微な時期に利上げをするのが適切だと思います。1月利上げの説がかなり有力になってきていますが、株価へは既に織り込み済みなのではないでしょうか?むしろ利上げすることで懸案の重しがひとつとれて、株価は上昇するかもしれません。 と、考えています。さて、どうでしょうかね。
オプションの勉強をしようとすると必ずと言っていいほど、オプション倶楽部のスーパーバイザー増田丞美氏の名前を目にすると思います。私も彼の著書を1冊買って勉強をしました。
彼は、日経225オプションは難しく、海外市場のオプション取引の方が優しいと主張されています。理由は、日経225は大量資金を持つプロのトレーダーがプレイヤーであり、海外の株式オプションでは、アマチュアプレイヤーが多いということを理由に挙げています。
私は、現時点ではど素人であり、日経225オプションの世界しか知らない井の中の蛙ですが、敢えて彼に反対したいと思います。反対理由としては以下です。
・日経225の情報は豊富であり、多種多様な情報を入手可能である。対して海外の株式市場の情報は少ない(英語が堪能な方であればこの点は問題ないかもしれませんが・・・)
・今後の日経225の価格の予想が数多くの専門家から出されていて参考になる。(もちろん、参考にするだけですが、大多数の予想が今後日経225が上がるという予想であれば、中長期的に見れば、そうなる可能性が高いということを、自分の予想を立てる上での参考にすることができる)
・プロのトレーダーが数多く参加して、オプションプレミアムを決めているのであれば、ミスプライスがほとんどないと考えられる。言い換えれば、自分がミスプライスで失敗する可能性が少ない。
今は上記のように考えています。もちろん、今後、私の知識が深まるにつれて考え方が変わるかもしれません。
P.S.
オプション取引は奥が深く、非常に楽しい世界だと思います。現在はその魅力にはまってしまっています。日経225オプションが難しいといわれれば、ますますチャレンジしたくなります。この楽しい世界で少しでも利益を上げていけるよう頑張っていきたいと考えています。
彼は、日経225オプションは難しく、海外市場のオプション取引の方が優しいと主張されています。理由は、日経225は大量資金を持つプロのトレーダーがプレイヤーであり、海外の株式オプションでは、アマチュアプレイヤーが多いということを理由に挙げています。
私は、現時点ではど素人であり、日経225オプションの世界しか知らない井の中の蛙ですが、敢えて彼に反対したいと思います。反対理由としては以下です。
・日経225の情報は豊富であり、多種多様な情報を入手可能である。対して海外の株式市場の情報は少ない(英語が堪能な方であればこの点は問題ないかもしれませんが・・・)
・今後の日経225の価格の予想が数多くの専門家から出されていて参考になる。(もちろん、参考にするだけですが、大多数の予想が今後日経225が上がるという予想であれば、中長期的に見れば、そうなる可能性が高いということを、自分の予想を立てる上での参考にすることができる)
・プロのトレーダーが数多く参加して、オプションプレミアムを決めているのであれば、ミスプライスがほとんどないと考えられる。言い換えれば、自分がミスプライスで失敗する可能性が少ない。
今は上記のように考えています。もちろん、今後、私の知識が深まるにつれて考え方が変わるかもしれません。
P.S.
オプション取引は奥が深く、非常に楽しい世界だと思います。現在はその魅力にはまってしまっています。日経225オプションが難しいといわれれば、ますますチャレンジしたくなります。この楽しい世界で少しでも利益を上げていけるよう頑張っていきたいと考えています。
オプション買いにおいて、限月の選択や権利行使価格の選択をどうすれば良いかは、思案のしどころです。どれを選べば最も利益を上げられるのでしょうか?
以前に、買い戦略で成功する為の条件として以下のものをあげました。
・相場の方向性を当てること
・方向性を当てるだけでなくその変動幅が大きいこと
・買うときのIVが極端に高くないこと
ここでは、さらに条件を追加します。
・今後の日経225の将来価格(=目標価格)を見極めること
・さらにその価格に達する時期(=目標時期)を見極めること
目標価格と目標時期が決まれば、権利行使価格と限月の選択は簡単です。
下記の表は、2月限コールの権利行使価格とその1月5日終値を横軸に、日経225の将来の価格を縦軸にとっています。表中のデータは2月SQ時点で日経225の価格がいくらになった時にどれだけの利益が出るかを示しています。比較可能な形にするため、投資1円当たりの利益を表示しました。

表を見れば、最も投資効果が良い権利行使価格がわかります。
例えば、目標価格を18000円とする場合、それが実現した時は、権利行使価格を17500円のオプションを買っておけば、投資金額に対する利益は2.03倍になります。同様に目標価格が18500円ならば、権利行使価格を18000円のオプションを買っておけば、投資金額に対する利益は9倍になります。
オプション買いのタイミングでのIVによっても、適切な権利行使価格は変わってきますが、目標価格の1つ下か2つ下の権利行使価格のものを買うのが最も投資効率がよくなると思います。
今後、私がオプション買いを行う際は、上記の表のような計算を行ったうえで、権利行使価格や限月を決めたいと考えています。
P.S.
ここまで書いて思ったのですが、オプション買い戦略で成功するためには、将来を正確に当てることが大事になります。それって、非常に困難なことですよね。明日の相場すら上がるのか下がるのかをあてることが難しいのに、さらに将来を予想することは困難を極めます。このあたりが、オプション買い戦略で成功するのは難しいといわれる所以なんでしょうか。
以前に、買い戦略で成功する為の条件として以下のものをあげました。
・相場の方向性を当てること
・方向性を当てるだけでなくその変動幅が大きいこと
・買うときのIVが極端に高くないこと
ここでは、さらに条件を追加します。
・今後の日経225の将来価格(=目標価格)を見極めること
・さらにその価格に達する時期(=目標時期)を見極めること
目標価格と目標時期が決まれば、権利行使価格と限月の選択は簡単です。
下記の表は、2月限コールの権利行使価格とその1月5日終値を横軸に、日経225の将来の価格を縦軸にとっています。表中のデータは2月SQ時点で日経225の価格がいくらになった時にどれだけの利益が出るかを示しています。比較可能な形にするため、投資1円当たりの利益を表示しました。

表を見れば、最も投資効果が良い権利行使価格がわかります。
例えば、目標価格を18000円とする場合、それが実現した時は、権利行使価格を17500円のオプションを買っておけば、投資金額に対する利益は2.03倍になります。同様に目標価格が18500円ならば、権利行使価格を18000円のオプションを買っておけば、投資金額に対する利益は9倍になります。
オプション買いのタイミングでのIVによっても、適切な権利行使価格は変わってきますが、目標価格の1つ下か2つ下の権利行使価格のものを買うのが最も投資効率がよくなると思います。
今後、私がオプション買いを行う際は、上記の表のような計算を行ったうえで、権利行使価格や限月を決めたいと考えています。
P.S.
ここまで書いて思ったのですが、オプション買い戦略で成功するためには、将来を正確に当てることが大事になります。それって、非常に困難なことですよね。明日の相場すら上がるのか下がるのかをあてることが難しいのに、さらに将来を予想することは困難を極めます。このあたりが、オプション買い戦略で成功するのは難しいといわれる所以なんでしょうか。
オプションのデイトレードについて、有効かどうかについて考察したいと思います。
■はじめに
オプションの損益線チャートは、ITMではデルタが1に近付き、OTMでは0に近付きます。つまり、日経225が上昇すると予想してコールオプションを買うと、日経225の上昇幅が大きくなればなるほど、コールの価格の上昇が急激になります。意に反して日経225が下落した場合は、コールの価格は緩やかに下降することになります。プットの場合はコールと反対です。
デイトレードでは、タイムディケイの影響を無視することができるので上記の特性を活かせば、先物よりも有利なトレードが出来るのではないでしょうか。本当にそうなのか考察したいと思います。
■事例1:日経225の価格変動が激しい場合
昨日(2007/01/05)の 01限P-170の値動きは下記でした。
始値 30
高値125
安値 30
終値 95
同様に日経225先物の値動きは下記でした。
始値17310
高値17340
安値17020
終値17080
仮に約50万円の資金を、始値で投資し、終値で決済した場合は次の利益を得られた計算です。(手数料無視)
01限P-170 17枚を30円で買い、95円で決済売→100.5万円の利益
先物 1枚を17310円で売り、17080で決済買→23万円の利益
日経225の価格変動が大きい時は、先物よりもOP買いの方がより大きな利益を得ることができます。
■事例2:日経225の価格変動が少ない場合
下記の表は、デルタを1(つまり先物1枚と同じ価格変動の効果)を得るために必要な投資資金を昨日時点のもので計算してみました。

結果、01限P-170では、必要資金が約26万円と先物の半額です。その他の権利行使価格や限月では、先物と同程度かそれ以上の資金が必要となっています。資金効率面で、先物とオプションを比べた場合、限月と権利行使価格の選び方によってはオプションの方が有利な場合があるが、全般的にはあまり変わらないか先物のほうが資金効率が良いといえます。
■考察の前に
考察の前に、押さえておかなくてはいけないことがあります。つまり、オプション買いは、先物と比べて、次の不利があります。
・流動性が低く、思ったタイミング・価格での決済ができるとは限らない
・タイムディケイによるプレミアムの減少(デイトレードではほとんど無視できる)
■考察
・1日のうちで日経225の大きな価格変動が見込めるときは、オプション買いによるデイトレードは有効な手段である。
・日経225の価格変動が少ない場合は、流動性の点で先物が有利である。
※先物よりオプションの方が資金効率が良い場合もありますが、資金ギリギリで勝負される方は少ないと思いますので、そのメリットは少ないと思います。
以上です。
今回、上記のような比較を思いついたのですが、今後もいろいろ比較してみたいと思います。
■はじめに
オプションの損益線チャートは、ITMではデルタが1に近付き、OTMでは0に近付きます。つまり、日経225が上昇すると予想してコールオプションを買うと、日経225の上昇幅が大きくなればなるほど、コールの価格の上昇が急激になります。意に反して日経225が下落した場合は、コールの価格は緩やかに下降することになります。プットの場合はコールと反対です。
デイトレードでは、タイムディケイの影響を無視することができるので上記の特性を活かせば、先物よりも有利なトレードが出来るのではないでしょうか。本当にそうなのか考察したいと思います。
■事例1:日経225の価格変動が激しい場合
昨日(2007/01/05)の 01限P-170の値動きは下記でした。
始値 30
高値125
安値 30
終値 95
同様に日経225先物の値動きは下記でした。
始値17310
高値17340
安値17020
終値17080
仮に約50万円の資金を、始値で投資し、終値で決済した場合は次の利益を得られた計算です。(手数料無視)
01限P-170 17枚を30円で買い、95円で決済売→100.5万円の利益
先物 1枚を17310円で売り、17080で決済買→23万円の利益
日経225の価格変動が大きい時は、先物よりもOP買いの方がより大きな利益を得ることができます。
■事例2:日経225の価格変動が少ない場合
下記の表は、デルタを1(つまり先物1枚と同じ価格変動の効果)を得るために必要な投資資金を昨日時点のもので計算してみました。

結果、01限P-170では、必要資金が約26万円と先物の半額です。その他の権利行使価格や限月では、先物と同程度かそれ以上の資金が必要となっています。資金効率面で、先物とオプションを比べた場合、限月と権利行使価格の選び方によってはオプションの方が有利な場合があるが、全般的にはあまり変わらないか先物のほうが資金効率が良いといえます。
■考察の前に
考察の前に、押さえておかなくてはいけないことがあります。つまり、オプション買いは、先物と比べて、次の不利があります。
・流動性が低く、思ったタイミング・価格での決済ができるとは限らない
・タイムディケイによるプレミアムの減少(デイトレードではほとんど無視できる)
■考察
・1日のうちで日経225の大きな価格変動が見込めるときは、オプション買いによるデイトレードは有効な手段である。
・日経225の価格変動が少ない場合は、流動性の点で先物が有利である。
※先物よりオプションの方が資金効率が良い場合もありますが、資金ギリギリで勝負される方は少ないと思いますので、そのメリットは少ないと思います。
以上です。
今回、上記のような比較を思いついたのですが、今後もいろいろ比較してみたいと思います。