私が読んで良かったと思う本を紹介します。
第2回目は、「マーケットの魔術師(米トップトレーダーが語る成功の秘密)」です。
お勧め度:(低)★★★★☆(高)
難易度 :(低)★★☆☆☆(高)
米トップトレーダーの物語です。商品先物、通貨、債権、株式、etc、様々な市場でのトップトレーダに対して、インタビュー形式で物語が進められます。
インタビューを通して様々なことがわかります。対象市場だけでなく、そのトレード手法やキャラクター的にもいろんなトレーダーが出てきますが、読み進めれば共通することも多くあることがわかります。私はそれぞれのトレーダーのリスク管理手法に特に興味をひかれました。
1989年に書かれた本ですが、特に古さは感じません。(現在でも廃版にならずに出版され続けているという点を考えても普遍性があると思います)
これからトレーダーとして稼ごうと思っている人には必見です。(ご自身が既にトップトレーダーの域にあると感じている方でも読み物として面白いと思います)
●この本の記述にあるオプション取引のヒント-株式オプショントレーダーのトニー・サリバの手法
彼がオプション取引で成功をしたポジションの取り方として、以下の手法が紹介されていました。
・期近限月-バタフライの買い
・期先限月-エクスプロージョンポジション(OTMのプット買い+OTMのコール買い)
期近でタイムディケイをとりつつ、期先で大きい変化を狙う手法です。ボラティリティが高い株式でこの手法をとると面白い結果になりそうだと感じました。
以前、私がシミュレーションした手法と少し似ています。(ちょっと自慢してみます)
売買シミュレーション_20070310
●裏ワザ-この本を無料で手にいれる方法
ひまわり証券がキャンペーンをやっていて、期間中に先物・オプション口座を開設するといくつかの書籍のうちのひとつをプレゼントするというものです。今回は7/31までの限定となっていますが、実際のところはいつもやっているようなので慌てる必要はないかもしれません。(ちなみに私もそのキャンペーンでこの本をGETしました)
ひまわり証券
第2回目は、「マーケットの魔術師(米トップトレーダーが語る成功の秘密)」です。
お勧め度:(低)★★★★☆(高)
難易度 :(低)★★☆☆☆(高)
米トップトレーダーの物語です。商品先物、通貨、債権、株式、etc、様々な市場でのトップトレーダに対して、インタビュー形式で物語が進められます。
インタビューを通して様々なことがわかります。対象市場だけでなく、そのトレード手法やキャラクター的にもいろんなトレーダーが出てきますが、読み進めれば共通することも多くあることがわかります。私はそれぞれのトレーダーのリスク管理手法に特に興味をひかれました。
1989年に書かれた本ですが、特に古さは感じません。(現在でも廃版にならずに出版され続けているという点を考えても普遍性があると思います)
これからトレーダーとして稼ごうと思っている人には必見です。(ご自身が既にトップトレーダーの域にあると感じている方でも読み物として面白いと思います)
●この本の記述にあるオプション取引のヒント-株式オプショントレーダーのトニー・サリバの手法
彼がオプション取引で成功をしたポジションの取り方として、以下の手法が紹介されていました。
・期近限月-バタフライの買い
・期先限月-エクスプロージョンポジション(OTMのプット買い+OTMのコール買い)
期近でタイムディケイをとりつつ、期先で大きい変化を狙う手法です。ボラティリティが高い株式でこの手法をとると面白い結果になりそうだと感じました。
以前、私がシミュレーションした手法と少し似ています。(ちょっと自慢してみます)
売買シミュレーション_20070310
●裏ワザ-この本を無料で手にいれる方法
ひまわり証券がキャンペーンをやっていて、期間中に先物・オプション口座を開設するといくつかの書籍のうちのひとつをプレゼントするというものです。今回は7/31までの限定となっていますが、実際のところはいつもやっているようなので慌てる必要はないかもしれません。(ちなみに私もそのキャンペーンでこの本をGETしました)
ひまわり証券
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私が読んで良かったと思う本を紹介します。
第1回目は、「オプションボラティリティ売買入門」です。
お勧め度:(低)★★★★☆(高)
難易度 :(低)★★★★☆(高)
オプションに関する著書は、数が少なく、また、その内容は初心者向けの解説になっているものが多いです。
この著書は、珍しく初心者向けではなく、そして内容の濃い1冊です。
内容は、オプションの理論価格が決定される過程やその変動要因の分析、リスク指標の評価、オプション価格と理論価格の差について、ボラティリティに関すること、ボラティリテイの上下を狙ったスプレッド、裁定取引、ブラックショールズ式モデルと現実の世界の違いなど、幅広く書かれています。図表も割合多めにあり、そのことが記述内容の理解に役立ちます。
私は、この本を読むことにより、プット売りの優位性を知り(下記記事参照)
オプションは買うべき?それとも売るべき?
また、フューチャーボラティリティとインプライドボラティリティの差を利用して利益を狙う手法を思いつくなど(下記記事参照)
デルタニュートラル実験、利益予想と今後の戦略
この著書に記述されている内容にヒントを得て、実際の取引に役立てています。
この本に書かれている内容の難易度が高く、また、内容が濃いこともあり、私は読むのに1か月近くかかってしまいました。(寝る前とかに読んでいると、ちょっと読みすすんだところで、もっと時間をかけてじっくり読もうと思って途中で挫折してしまい、翌日、挫折したところからやり直しといった感じで、時間がかかりました。) それでも、読み飛ばした部分もあり、理解できていない部分も多く残っているので、再度じっくりと読みたいと思っています。
◎こんな方にお勧め
・相場の上下を狙う買い戦略やスプレッド、売り戦略でタイムディケイを狙うショートストラングルなどの手法以外に、ボラティリティをオプション売買に生かしたいと考えている方
・オプションの価格決定要因やその要因が変化することによる価格への影響を知り、売買へ生かしたいと考えている方
×この本の欠点というか…
・高いです
・米国市場を中心に書かれていて、日経225オプションに関する話は当然ありません
・難易度は高いです。オプションの基礎的知識があることは大前提で、さらにその知識を深めようという欲求がある方にお勧めします。知識欲求がない方にはお勧めできません(きっと途中で挫折すると思います)
第1回目は、「オプションボラティリティ売買入門」です。
お勧め度:(低)★★★★☆(高)
難易度 :(低)★★★★☆(高)
オプションに関する著書は、数が少なく、また、その内容は初心者向けの解説になっているものが多いです。
この著書は、珍しく初心者向けではなく、そして内容の濃い1冊です。
内容は、オプションの理論価格が決定される過程やその変動要因の分析、リスク指標の評価、オプション価格と理論価格の差について、ボラティリティに関すること、ボラティリテイの上下を狙ったスプレッド、裁定取引、ブラックショールズ式モデルと現実の世界の違いなど、幅広く書かれています。図表も割合多めにあり、そのことが記述内容の理解に役立ちます。
私は、この本を読むことにより、プット売りの優位性を知り(下記記事参照)
オプションは買うべき?それとも売るべき?
また、フューチャーボラティリティとインプライドボラティリティの差を利用して利益を狙う手法を思いつくなど(下記記事参照)
デルタニュートラル実験、利益予想と今後の戦略
この著書に記述されている内容にヒントを得て、実際の取引に役立てています。
この本に書かれている内容の難易度が高く、また、内容が濃いこともあり、私は読むのに1か月近くかかってしまいました。(寝る前とかに読んでいると、ちょっと読みすすんだところで、もっと時間をかけてじっくり読もうと思って途中で挫折してしまい、翌日、挫折したところからやり直しといった感じで、時間がかかりました。) それでも、読み飛ばした部分もあり、理解できていない部分も多く残っているので、再度じっくりと読みたいと思っています。
◎こんな方にお勧め
・相場の上下を狙う買い戦略やスプレッド、売り戦略でタイムディケイを狙うショートストラングルなどの手法以外に、ボラティリティをオプション売買に生かしたいと考えている方
・オプションの価格決定要因やその要因が変化することによる価格への影響を知り、売買へ生かしたいと考えている方
×この本の欠点というか…
・高いです
・米国市場を中心に書かれていて、日経225オプションに関する話は当然ありません
・難易度は高いです。オプションの基礎的知識があることは大前提で、さらにその知識を深めようという欲求がある方にお勧めします。知識欲求がない方にはお勧めできません(きっと途中で挫折すると思います)